八重山諸島に行ってきました

この夏、初めて石垣島を拠点に八重山をめぐることにした。

 

旅程は 西表島2泊、黒島1泊、竹富島1泊、石垣島3泊だ。

 

民宿が6泊、ホテルが1泊。離島は民宿に泊まるのがメイン、なぜなら食べるところもあんまりないし、リゾート開発が規制されていたり、作っても人が来なくてたちゆかないところもあるようです。

 

 

 

西表島の印象といえば、日本のジャングルだ。

 

マングローブだ、自然観察するとこだ、と聞いて

 

海のきれいさについては着目してなかったんだけど。

 

これがどっこい。連れてってもらった船ツアーでシュノーケリングしたら、

 

そこいらのダイビング以上の楽しさでした。

 

珊瑚がえんえん茶畑のように畝になっていて、宝石箱のような魚たちが。(って手垢のついた言い方しかできないけれど、ほんとにそうなの。)

 

 

 

黒島は牧場以外なんにもない島で、10年前には民宿2軒ぐらいしかなかったそうな。

 

それが今世紀に入ってからは離島ブームというのがあったらしく、本土からたくさんの人が移住して民宿を開いたり、ギャラリー、飲食店を開いたり、という動きがあったらしく、民宿も迷うほどあった。なんでも石垣島の人口3万余のうち本土移住者は5千人を数えるのだとか。

 

 

 

で、その黒島でおもしろかったのが民宿で同宿した人々。

 

離島の民宿は食堂で決まった時間に夕食、風呂トイレ共同と言うのが基本で、

 

特に八重山では宿のサービスとして泡盛が一本宿泊者にふるまわれたりすることがある。

 

となると、誰かが音頭をとって夕食は見知らぬ者同志の酒盛りとなるわけです。

 

その晩の宿泊者は、われわれ一家のほか、一人旅ばかり男女5人。

 

どこから来たか、八重山は何度目か、というところから話が始まるわけですが、

 

ここでわかったことは、八重山はリピーターが多い、そして30代以上が中心。

 

特に一人旅でふらりと来ても、「ゆんたく」と呼ばれる宿での酒盛りが楽しくて夜もさびしくない。

 

盛り上がって、屋上にみんなで星を見に行けば、そこには満天+濃い天の川、そして流れ星。

 

男女5人が妙なムードになったかどうかは早く寝たのでうかがい知ることはできませんが、

 

それも一夜限りのこと。

 

 

 

なぜなら、翌朝のご飯のときには男女5人のテーブルはしんと静まり返り、

 

われわれの家族卓で「ホレ、ちゃんとご飯食べなさいよ〜」という声だけが聞こえる限り。

 

さすが、大人の旅人が集う八重山諸島、旅の恥はかき捨てどころか、

 

昨日の酒盛り、今日は新しいわたしの日、ってわけで変につるんだりすることもないわけです。

 

オッサン二人はあまりの暑さに朝から部屋を開け放ってひっくり返って読書三昧、

 

おねえさんたちはそれぞれ泳ぎに行ったり、庭でボーとタバコをふかしていたり。優雅なことこの上ない。

 

 

 

ふうん、これがきっと八重山に大人の旅人がはまるわけなのだな、と

 

ムフフと納得しつつ、子連れにももちろん日差し以外はやさしい島のファンになったのでした。